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FRPドレンとパイプの接続は塩ビ管用接着剤でも大丈夫です
接着剤にも様々な種類がありますがFRPと塩ビの両方に接着する接着剤ってどんなものだと思いますか?
「イワタドレンと塩ビパイプの接続にどんな接着剤を使用すればいいですか?」と聞かれる時がございますが、弊社では、塩ビ管用の接着剤で大丈夫です。とお答えしています。
FRPと塩ビの接着は難しく、塩ビパイプ用接着剤は本来FRPと接着する物ではありません。
本ブログでは、なぜ塩ビパイプ用接着剤で大丈夫なのか、について説明いたします。
いろいろな接着剤で試してみました
私も市販されている接着剤でいろいろ試してみました。
一概に接着剤といっても、大きく分けて下記の種類があります。
酢酸ビニル樹脂エマルション接着剤
ゴム系接着剤
瞬間接着剤
エポキシ樹脂接着剤
弾性接着剤(ウレタン樹脂系)
弾性接着剤(変成シリコーン樹脂系)
酢酸ビニル樹脂系溶剤形接着剤
塩ビ用接着剤
この中で実際に試してみたのは
・エポキシ樹脂接着剤
・弾性接着剤(ウレタン樹脂系)
・弾性接着剤(変成シリコーン樹脂系)
・塩ビ用接着剤
です
試験方法としてはFRPの板と塩ビの板の間に接着歳を点付けし、すり合わせたのちに固定し、一晩乾燥させました。
試した結果、接着力としては①エポキシ樹脂接着剤 ②弾性接着剤(ウレタン樹脂系)③塩ビ用接着剤という順序でした。
感想としては、やはりエポキシ系は2液性(A液とB液を混ぜて使う)なので断トツの1位でした。そして、最近各メーカーがこぞって「多用途」として出している弾性接着剤(ウレタン樹脂系)が思いのほか接着力がある事に驚かされました。
ただし、コストパフォーマンスや使い易さを考えるとエポキシや弾性ウレタンは難しいかなといった印象でした。
そこで、3番目の塩ビ用接着剤ですが、本来FRPとの相性は良くないのですが、思ったほど悪くはありませんでした。
結果からみて塩ビ用接着剤で問題ありません
そこで、実際に使う場合を想定し、ドレンとパイプの接続部分を目粗しし、塩ビパイプ用接着剤で接着してみました。
元からピッタリできているので、なかなか抜けることはありませんが、翌日、結果を見てみると、壊さないと抜けないようになっていました。
その後、パイプの中に水を貯めてみましたが、もちろん水が漏れる事はありませんでした。
接着とシーリングの両方を考える
結局、弊社のFRPドレンと塩ビパイプの接続は接着という観点だけでなく、隙間の充填(シーリング)という考えを取り入れる事で、接着力抜群のエポキシ樹脂接着剤でなくても、FRPドレンと塩ビパイプの接続にはウレタン樹脂系の弾性接着剤・塩ビパイプ用接着剤・変成シリコーン系弾性接着剤でも、目粗しして使用すれば、問題ないと考えております。
ですから、
「イワタドレンと塩ビパイプの接続にどんな接着剤を使用すればいいですか?」と聞かれる際は、FRPドレンの接続部分を目粗ししていただければ塩ビ管用の接着剤で大丈夫です。とお答えしています。
※イワタドレンのFRPドレンでのみ接着実験を行っていますので、他メーカーのFRP製ドレンの場合はこの限りではございません事をご了承ください。
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