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2018年12月04日

戸建住宅の排水パイプに板金用雨樋を使う理由

雨どいに使われる茶色や黒いパイプと、排水で使われるグレーのパイプ。なぜ使い分けられているのか不思議に思った事はございませんか?

以前、「丸パイプの雨樋と排水用の塩ビ管を比較すると雨樋は肉厚が薄くペラペラなのに高価で、排水用塩ビ管は肉厚なのにしっかりして安価ですが、紫外線による変色等見で不都合があったり、起きたりするのですか?」というご質問をいただきました。

本ブログでは、それぞれのパイプの特徴や使い分けられ方ついて説明します。

 

 

 

それぞれの排水パイプの特徴

塩ビの排水管の特徴は安価ながらも薬品に強く、肉厚で強度がある事が挙げられますが、弱点として、紫外線に弱いところや重い事が挙げられます。

 

板金雨樋の特徴は、塩ビ管に比べると高価なのに、肉薄で強度はさほどないものの、紫外線に強いところや軽い事が挙げられます。

また、両者の違いとして、塩ビ管はグレーのみで雨樋は茶や黒といった戸建住宅に合わせたカラーがあります。
(※塩ビ管にも塗装することはできます)

 

 

 

 

適材適所な排水パイプの使い分けについて

上記の特徴を見ると、一見全部塩ビ管を使っても良いように感じるかもしれませんが、それぞれのメリットを活かし戸建住宅では使用されています。

例えば、ビル・マンションとは違い、戸建住宅においては建物に負担をかけないよう軽量化に努める事はセオリーですし、また、そのままの使用では太陽の光に弱く劣化が進むというのは、好ましくありません。

そのため、一般的な使い分け方として、建物の表面に見える部分は、板金用の雨樋を、建物の内部を通る部分や地下を通る部分は塩ビパイプを使うケースが多いです。

ドレン(排水口)に接続する配管に塩ビ管を使用するのは、ドレンの後の配管は一時的に建物内部を通り、その後、屋外に出るためです。

 

塩ビ管は土に強い

塩ビ管は紫外線には弱いですが、逆に紫外線にさえ当たらなければ、とても優れた素材です。そのため、陽のあたらない地下や土の中はもってこいです。

特に土中では、土の中のバクテリアに侵される事無く安定した状態で使える鉄板素材です。このように、建物というのはパイプひとつとっても適材適所で分けられております。

 

 

 

他にもあった、雨樋のメリット

雨樋パイプを使う事のメリットとして、軽量・耐侯性を挙げましたが、もうひとつのメリットもあるようです。
先日、マンションのベランダに鉄製の排水管を伝って登り、泥棒が浸入したという記事を見ました。
実際に戸建住宅でも金属製の雨樋のように丈夫なパイプからベランダに侵入するケースはあるようです。
その点、軽量で、強度の弱い板金雨樋は防犯に役立つらしいです。
「へぇ~」と思ったのでご紹介しました。

 

 

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