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ベランダの排水溝や雨樋に、パイプクリーナーは効きません
ベランダの排水溝周りのお掃除、「洗剤を使って簡単・きれいに出来ないかしら?」と思った事はございませんか?
以前、「ベランダの排水溝のところが、枯葉や泥ですぐ汚れます。雨樋の中は、パイプクリーナーのような洗剤で掃除はできないものなのでしょうか。」
また、「ベランダ排水口用の洗剤って知りませんか」
というお問い合わせをいただいたことがあります。
残念ながら、ベランダの排水溝専用の洗剤もなければ、泥や詰りはパイプクリーナーなどの洗剤では効きません
本ブログでは、ドレン(排水口)周りの清掃にパイプクリーナーが効かない理由、清掃方法などについてご紹介いたします。
パイプクリーナーがベランダ掃除に効かない理由とは
浴室や洗面所、キッチンの排水口周りのパイプクリーナーの主な主成分は、水酸化ナトリウムや次亜塩素酸塩・ケイ酸アルカリ塩といったもので出来ており、これらはタンパク質や油を溶かす力が強い成分です。
ですので、浴室や洗面所、キッチンの排水口周りの汚れの原因である、髪の毛・皮脂・石鹸カスといった、タンパク質や油からなる汚れにはとても効果があります。
一方、屋上やベランダの排水口周りの汚れは、キッチンや浴室とは違い、葉っぱや土が主なもので、これらは無機物質と呼ばれ、水酸化ナトリウムや次亜塩素酸塩・ケイ酸アルカリ塩でも溶かす事の出来ない汚れです。
「髪の毛が溶けるのだから枯葉ぐらい溶かすだろう」とお思いの方もいらっしゃるかと思いますが、このように、溶かすものの成分の違いがパイプクリーナーが効かない理由です。
ベランダのお掃除には?
基本的にFRP防水のトップコートにはパラフィン(WAX成分)が混入されており表面をWAXで覆われているようなものなので、洗剤を使用せず水で濡らした後、デッキブラシで磨いていただければ十分かと思います。
しかし、洗剤を使用したら、もっときれいになるのではと思う方もいらっしゃるかと思いますが、もし、仮にベランダの掃除に使用する洗剤は中性洗剤になるかと思います。
中性洗剤の主成分は界面活性剤です。
界面活性剤は汚れを浮かせ再付着させずに水に溶け込み洗い流せるのが特徴ですが、短所として、泡を発生させてしまいます。
ですので、中性洗剤を使ってブラシ掛けを行いきれいになったとしても、泡立ちがすごく、その後のすすぎ流しが大変になるかと思われます。
戸建住宅のベランダであれば結構ですが、アパートなどの集合住宅で洗剤を使って掃除し、きれいに洗い流したものの、下の階で泡がドレン(排水口)から溢れ出て、クレームになったという話をお聞きしたこともありますので、私としては洗剤を使ってのお掃除はお勧めしておりません。
ベランダや雨樋の掃除方法
基本的に掃除方法はゴミの除去です。ベランダであれば、ほうきなどでゴミを取り除いていいただき、水をまいてデッキブラシで磨いていただき、流していただければ十分です。
雨樋の場合は枯葉やゴミの撤去だけで十分ですが、高所で危険を伴うため自分で掃除することはお勧めしまません。どうしても詰りが心配で、掃除をしたい場合は、工務店様か、建築板金店様に相談して下さい。
ベランダ・雨樋を「きれいに保つ」という意識が、防水の寿命を延ばし、ひいては家屋の寿命を延ばすことに繋がると思ってお手入れして下さい。
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