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2019年05月01日

ルーフバルコニーの雨漏りリスクとメンテナンスについて

ルーフバルコニーの雨漏りリスクとメンテナンスについて

 

あなたはマイホームを考えた時、屋上やルーフバルコニーで、「家族でバーベキューをしたい」といった夢を描いた事はございませんか?

でも、現実を考えると「屋上やルーフバルコニーは雨漏りが心配」とか「屋上やルーフバルコニーはメンテナンスが大変そう」といった声を聞く事が良くあります。以前、「ルーフバルコニーの下の部屋は暑くて大変とか、雨漏りして大変とか5年や10年毎のメンテナンス費用が多大にかかると聞いて不安で悩んでいます」とご質問いただいた事がございます。

不安な気持ちはわかりますが、屋上・ルーフバルコニーの設置には、きちんとした設計と施工監理がなされていれば特に問題ありません。

本ブログでは、ルーフバルコニー設置で、よく聞くリスクと対策、メンテナンスについて説明いたします。

 

 

 

 

ルーフバルコニーの雨漏りリスクと対処法

 

実は、私の経験上、ルーフバルコニーの雨漏れ原因は次の3つです。

・防水が切れた時

・防水が剥がれた時

・防水以前の構造的な問題

 

防水が切れた時というのは、防水下地のコンパネの継手に沿って防水が切れる場合や、防水の継手に沿って切れる場合の事をいい建物の動きに追従できない時、建物の動きが大きすぎる時に起こります。

防水が剥がれた時というのは、防水は、防水同士や下地、ドレンなどと密着する事で防水が形成されます。防水の継手が剥がれた時、ドレンと防水が剥がれた時の事をいいます。

防水以前の構造的な問題というのは、建物の構造や順序が水の流れを理解して作られているかということです。当たり前ですが、水は基本的に上から下に流れます。通常建築物も、その流れを理解し屋根や外壁も下から上に向かって作業し、上のものを重ねていくことで、雨が降っても屋内に侵入しない構造になっています。しかし、時として、建築工期を重視するあまり、防水施工が完了する前に外壁工事が始まっていたり、サッシが設置されていたりと、水の流れに逆らったり、防水施工を難しい状況に追い込んでいたりする時の事をいいます。

 

防水が切れないようにするための対処法としては、建物は動くものと考え、動きを止める下地処理、もしくは動く事を前提とした防水処理が効果的です。

防水が剥がれないようにするための対処法としては、防水に関する正しい知識、確かな材料・ドレン・副資材を使う事、で防げます。また、「下地はしっかり乾燥されているか?」といった防水下地を見極める事が重要です。

防水以前の構造的な問題を起こさないようにするためには、工務店・現場監督・大工さんとの普段からのコミュニケーションを取り、連携・打合せをしっかり行う事で防げます。

また、私のお勧めする雨漏れリスクに対する対処法として「防水の保護層を設けない」事をお勧めしております。

防水の保護を目的とした、「保護モルタル仕上げ」や「タイル張り仕上げ」といった防水仕上げがございますが、万が一雨漏れした際、雨漏れ原因を特定・修理する際に邪魔になる事があります。今の防水材は進化していますので保護層がなくても通常使用では問題ないものがほとんどです。もし保護層を設けたいのであれば、防水層と密着しない、スノコのような取り外し可能な物を選ぶと良いとでしょう。

 

 

 

 

 

 

雨漏り以外のルーフバルコニーのリスクと対処法

 

雨漏り以外のルーフバルコニーのリスクとして

・音の問題

・断熱の問題

・結露の問題

があげられます。

音の問題というのは、ルーフバルコニーの下の部屋では、バルコニーの雨の音や人が歩く音が気になるという事があります。これは、防水下地の厚みや材料で、ある程度解消する事ができます。通常、防水の下地床材は12mmのコンパネ2重貼りが一般的ですが、防火地域などで使用する石灰質の床材ケイ酸カルシウム板を使用は、音の吸収に効果的です。また、床の厚みを12mm+12mm=24mmではなく、12mm+12mm+12mm=36mmにすることも有効です。

断熱の問題というのは、ルーフバルコニーの下の部屋は断熱効果が効きにくくなり、夏暑く・冬寒くなるという問題です。基本、断熱材は外壁の内部には全て入れるものですが、バルコニーの床には断熱材を入れないケースが見受けられました。そのため、ルーフバルコニーの下の部屋では断熱効果が薄く、エアコンが効きにくいといったクレームがありました。今は、バルコニーの床下にも断熱材を入れるのが一般的になっていいますし、断熱材や断熱方法も進化しているため、他の部屋と同様の断熱効果があります。

結露の問題というのは、上記の断熱の事と関連があるのですが、昔の断熱工法の考え方は、外気から屋内の温度を守る事を主眼に考えられておりました。そのため、断熱材の外側の壁(外壁の内側)では結露現象が良くありました。バルコニーの下に断熱材を入れなかった理由も、バルコニーの床下に断熱材を入れると、結露によって天井が雨漏れしたように染みができたり天井が腐ったりする事があったからだと考えられます。現在は、結露を起こさないための研究も進み、断熱しつつも通気・換気によって結露しない対策が取られています。

 

 

ルーフバルコニーのメンテナンスについて

 

ルーフバルコニーって屋根と違って塗り替えとか必要だからメンテナンス費用が大変なのでは?と思っている方も多いようですが、屋根も瓦でない限り、メンテナンスが必要です。確かに、スレート屋根(コロニアル屋根)の寿命は20年言われていますので、防水の寿命より長いでしょうが、メンテナンス費用が全く異なります。防水のメンテナンスは、できれば7・8年ごとにトップコートの塗り変えをするのが理想ですが、10年ごとにメンテナンスしていただいても問題ないと思います。また、屋根と違ってバルコニーには屋内を通って行き来できる為、足場が必要ありません。それに対し、屋根の場合は、寿命がくると、塗り替えというよりは葺き替えが必要となり、メンテナンスというよりは再施工になるため新築の工事費用より掛ってしまうようです。尚且つ、屋根の場合は安全を考慮し、足場を組む必要があるため、施工面積に関わらず、結構な金額になる事が多いようです。

このように考えた場合、「バルコニーはメンテナンスが大変」というのは、あまり気にしなくて良いのではないかと私は考えます。

 

 

上記のようにしっかりとした設計・施工監理かなされて、対策がとられていれば、雨漏りのリスクも限りなく減少し屋上・ルーフバルコニーでの楽しいバーベキューも決して夢ではありません。是非、夢のマイホーム生活を実現してください。

 

 

 

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