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2018年12月14日

静電粉体塗装と電着塗装の違い

イワタドレンのストレーナーは「静電粉体塗装なので膜厚が厚いです!」と謳っているけど、そんなに塗料と違うの?と疑問に思っている方もいらっしゃると思います。
以前、電着塗装と粉体塗装の違いを簡潔に教えてください!
と質問されました。

一言で言ってしまえば「粉体塗装とは電着塗装の一種です!」で終わってしまいますので、本ブログで、金属の塗装方法の種類や特徴についてご説明いたします。

 

 

 

電着塗装の種類
電着塗装とは対象物と塗料に電気をかけて、電極の作用を利用して複雑な形状でも均一な皮膜を形成させる塗装方法で、以下で説明する塗装方法も大きな意味で全て電着塗装といえます。
ただし、作業方法の違いなどで特徴も違うため、ここでは電着塗装も塗装方法の1種として説明します。

・電着塗装
・静電塗装
・粉体塗装
・紫外線硬化塗装

 

電着塗装

水溶性ないし水分散性の塗料に被塗物を浸し,被塗物と塗料浴槽を両電極として直流電流を通じ,被塗物電極に皮膜を析出させる方法。
複雑な形のものも均一な厚さに塗装でき,ロスが少なく,塗装時間が短く,経済的かつ安全であるため,自動車ボディ,電気機器部品などの塗装に広く利用されている。
参考:百科事典マイペディア

電着塗装の特徴は、液体の塗料を浴槽に貯めて対象物を浴槽に浸して皮膜させる事です。
電気をかけた俗称ドブ漬け塗装です。
電着なので均一な皮膜はできますが、液体塗料なので皮膜の厚さは塗料の粘度によって差があります。

 

 

 

静電塗装

被塗物を正極(+)、噴霧状にした塗料を負極(-)に帯電させ、電気的に塗料を被塗物に吸着させる方法で、工場における連続塗装法として用いられる。
参考:ウィキペディア

静電塗装の特徴は、上記の電着塗装と違い、対象物に対し、塗料をスプレー(霧状)にして吹き付ける事です。
作業を止めることなく連続して行えるで大量生産に向いています。
霧状にして噴霧しなければならないので厚い皮膜はつけられません。

 

 

 

粉体塗装

粉体焼付け塗装とも。粉末状の樹脂(ポリエステル等)からなる塗料を、静電気により被塗物に付着させた後、加熱溶解して塗膜を形成する。静電塗装や焼付け塗装に似ているが、塗料はあくまでも固体の粉末であり、また塗膜の硬化は冷却によるもので熱硬化反応を用いていない。
参考:ウィキペディア

粉体塗装の特徴は、粉末を焼き付けて塗膜にする事です。液体塗料と違い、乾燥や焼き付けの際、水分や溶剤が気化することが無いため、厚く丈夫な塗膜を作れます。

 

 

 

紫外線硬化塗装

紫外線硬化樹脂をベースとした塗料を使い、被塗物に付着させた後、紫外線を照射し硬化させるもの。熱硬化や乾燥硬化ではないので、乾燥炉を必要とせず、現場での作業に好適でもある。
参考:ウィキペディア

紫外線硬化塗装の特徴は、工場ではなく現場での金属塗装の際、普段は天候や気温を考慮し乾燥時間を考えた作業が必要なのに対し、紫外線硬化樹脂を塗布した後、紫外線を照射することで硬化するため、現場作業に向いています。

 

 

 

イワタドレンのストレーナーは何塗装?
では、イワタドレンのストレーナーは何塗装をしているかといいますと
“静電粉体塗装”を施しています。
静電塗装と粉体塗装の良いとこ取りの塗装方法です。

通常静電塗装は液体塗料を霧状にして噴霧しますが、静電粉体塗装では、粉末状の樹脂を霧状にして噴霧し静電気の力で均一で膜厚の厚い丈夫な塗膜を形成します。
通常、液体塗料では平均約35μなのに対し粉体塗料は平均約60μの膜厚を付けることができます。

そのため、イワタドレンのストレーナーはキズの付きにくい丈夫な商品となっております。

 

 

 

静電粉体塗装されたイワタドレンストレーナーの商品ページはこちら
https://www.iwata-frp.com/products/strainer

 

 

 

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